こんにちは、くまねこです。
以前、ブログで私なりのストレス解消法について紹介したと思いますが、今回はさらに疾患の予防についてまとめてみたいと思います。
当たり前の内容を書いてますが、意外と実践している方は少ないのかなと思います。
(実際にうつ病や適応障害といった疾患に罹患してから、ストレスへの対処などに取り組む方は多いですが・・・)
また予防はもちろんですが、少し心の状態が不安定になっている方にとっても有効な手段ですので是非参考にしてみてください。
以下、予防まとめです。
1.心身の状態を確かめる
1つ目は、心身の状態を確かめること。
例えば今自分が考えていること、感じていることを紙に書き出してみます。
これを思考の外在化といいます。
このように言ってしまうと簡単そうに聞こえるのですが、普段から自分の気持ちにフォーカスする習慣が無い人は、意外にも難しいです。
「今自分は・・・という気持ちだ」といったことを書き続けることで、自分がストレスを感じやすい場面はどこかを客観的にとらえることができ、そこに対処することができます。
また、気持ちの状態だけではなく、1日を振り返って自分にとって良かったことを書き出してみることも心身の状態を安定させることに有効です。特に今の自分に自信が持てない方はこの方法で少しずつ自信をつけてみると良いと思います。
ちなみに、疾患の予防に限らず、例えば自分の考えがまとまらなくて困っているときも紙に書きだして整理することは有効な手段となります。
また、自分が信頼できる人物に話して自分の気持ちを言葉にすることでも、今まで言葉にならなかった気持ちを整理して考えることができます。
むしろ、気持ちの整理がつかないくらい混乱しているときは、紙に書いてうまくいかないことがほとんどかもしれません。そういった場合には、適切に相談やカウンセリングを頼りながら、自分の状態を理解していくことも必要かと思います。
2.自分の心身の状態を整える
以前のブログでストレス発散について紹介しましたが、自分のストレス発散法をもっておくことは、有効だと思います。
そしてこれは沢山のレパートリーがあるほど、柔軟に対応できるという意味で、良いです。^^
例として、日常でできるいくつかのストレス発散方法をあげてみますね。
【ストレス発散方法の例】
・筋トレに行って思いきり汗を流す
・日記を書いて、気持ちを言葉にしてみる
・あたたかい紅茶を飲む
・近所の公園で日光浴をする
・ペットとたわむれる
・散歩しながら音楽をきく
・ベッドでゴロゴロしながら、ひたすら何もしない
・入浴剤をいれて、お風呂に入る
・・・etc
いくつかの例ですが、日常でできるものをあげてみました。
また、無理に行うのでなく、自分のその時の調子や気分に応じてストレスを発散することが大切だと思います。
例えば、ひたすら疲れていて何もできないときに、「散歩にいこう!」「筋トレをしよう!」は、少し気持ちに逆らっている感じがしますよね、(笑)
そういうときには、ベッドでゴロゴロしながら何もしない、を選択するとか。
このように、自分の状態に合わせて選ぶ力も重要だなぁと思います。
つまるところ、最初に紹介した「心身の状態を確かめる」の段階で丁寧に自己観察することが特に大切なのかもしれませんね^^;
と、簡単に言ってみるものの、自分の状態を把握することが究極に難しいんですよね。。。
自分が良いと思った対処法が正解なので、色々試してみてください。
対処法は沢山あるほど良いですよ♪
3.もし辛くなったら、人に頼ろう
疾患の予防について2つの方法を紹介しましたが、自分自身で様々な対策をしていても心身の状態が不安定になることがあります。
睡眠不足やや食欲の低下といった身体的な不調は心の不調のサインになることがあるので、そのような症状が見られたら、無理をせず休養をとったり医師に診てもらうようにしましょう。
健康でいられるのが一番ですが、もし自分一人ではどうすることもできなくなってしまった場合は必ず人の助けを求めるようにしましょう。←一番大切なことですね!一人で抱え込むのは絶対に×です。
家族や友人、それが話しにくければ、相談機関やカウンセラーなど・・・誰でも構いません。
現在は電話相談やメール、SNS相談といったツールも多く使われるようになり、人と会うことすらつらい場合でも相談ができるようになっています。
参考ですが、厚生労働省のホームページに「働く人の「こころの耳相談」」というものがあります。
これはラインで友達追加することで、ライン相談ができたり、心の健康に関する様々な知識を紹介しているもので、さらに自分の今の悩みに応じて様々な相談機関を紹介しているホームページになります。
先ほど説明した予防法について知りたい方はもちろん、悩みについて相談したい人も使うことができるので、利用してみてください。
(オンライン相談のデメリットとして、返事がすぐに返ってこなかったりすることもあるので、その場合には直接相談できる機関を探してみるとなお安心です)
こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト (mhlw.go.jp)
身体の健康にもいえることですが、意外と手遅れになってから対処される方が多いのですよね・・・
そうなる前に、心の健康を保つための習慣を身につけたいものです・・・。
頑張りすぎるそこのあなた。ぜひ、ご自分をいたわる習慣をつけてくださいね。