こんにちは、くまねこです。
新学期や新年度が明けて、もう5月に突入しましたね。
春は環境の変化が大きく、メンタル不調もきたしやすい季節ではありますが、皆さん調子はいかがでしょうか?
私は、ぼちぼち、です(特段良いわけでもないです、笑)。
4月5月は、新しいことが一気に押し寄せてきますが、
波に流されつつ、気負いすぎず過ごしていけるといいですよね。
さてさて今回は、「臨床心理士の歴史」について書いていこうと思います。
今更なぜこのテーマ??という感じですが、特に深い意味はありません^^;
ただせっかく心理士をやっていくなら、その成り立ちとか背景とか、分かっておくことに越したことはないかな、くらいのテンションです。
資格協会からの引用がほとんどにはなってしまいますが、そこにチャチャを入れながら、皆さんと一緒に学んでいければと思います。
歴史の授業は毎回眠くなってしまう主ですが、なんとか頑張っていきます。
1.ざっくりと、年表をつくってみました。
ではでは、
早速ですが臨床心理士の歴史について、みていきたいと思います。
文字だけ書くのもあれなので、日本臨床心理士資格認定協会の情報を元に、ざっくりとですが年表をつくってみました♪
まだできてから30年ちょっとの資格ですが、時系列でみていくと、なんだか感慨深いものがありますね。
2.歴史を振り返ってみた感想
こうやって、臨床心理士が発足されるまでの歴史を振り返ってみて。
月並みなことしか言えませんが、やはり時代背景が密接に関わっているのだな、と改めて感じました。
精神医学や臨床心理学、心理支援がいまいちピンとこない時代背景では、なかなか具体的に資格をつくる動きを起こしたところで受け入れられないのだと思いました。
今でこそ、見えない「こころ」に対して関心の高い世の中ですが(むしろ発達障害やHSPなどの精神医学的な知識がブームになっている昨今)、「物」が重視されていた時代においては、こころのような目に見えないものは二の次だったのではないかとも思います。
また精神医学や臨床心理学がフィットしない背景として、日本の文化も大きく影響しているかと思います。「精神疾患≒心が弱い≒いけないこと」と捉えられてしまう風潮があると、カウンセリングを受ける文化やカウンセラーの育成というのも、非常に浸透しにくいと思います。
今も、臨床心理士の地位って微妙ですが(むしろ高学歴・低収入の代表格・・・)、こういった時代であれば、心理士を本職にすることはかなり大変だったのかな~…と想像しています。
今後も弱音は吐きますが、昔に比べたらだいぶマシなのかもしれませんね^^;
【★雑談】今回は公認心理師には触れずでしたが、国家資格が発足されて早4年。心理士の社会的地位が今後どのように変わっていくのでしょうか・・・。臨床心理士の歴史から見るに、臨床心理士においても資格発足までにも30年余りかかっていますし、また資格発足後も現在までにかけて、大幅に心理士の地位が向上しているわけでもありません。
医療分野では保険点数をとれる項目がジワジワと増えることで、少しずつ待遇が変わってくるでしょうか・・・。なかなか期待しづらい業界ですが、皆さんと一緒になんとか生き延びていければと思います。^^;