こんにちは、くまねこです。
以前、医療機関に勤務する臨床心理士の1日、というタイトルでブログを書きました。
そのなかで、30分枠のカウンセリングについて、ちらっと触れました。
(50分枠をスタンダードにやったことしかなかったので、30分枠でカウンセリングするのは最初超びびってましたというお話。)
今回は、その30分枠を具体的にどう使っているのか。
初学者の方で、医療機関での勤務をしたい人には、少しイメージが湧きやすくなるといいかなぁと思いまして。
CBTを例にとりながら、紹介していこうかなと思います。
1.30分枠は短い?心理士としてのリアルな体感はどうか。
まず最初に。
やっぱり30分枠って短いの?というお話について。
心理士の私が、実際にカウンセリングを30分枠でやってみた感想を書いてみたいと思います。
・・・。
結論:そうでもない
です。
人によって、感じ方はそれぞれかもしれないので、あくまでも私の実感でしかないのですが、、、。
「あー、短いからやりたいことができなかったなー」という不完全燃焼感は、基本的にはあんまり無いなぁという実感です。
(もちろん、カウンセリングの中で時間配分を若干しくじることはありますが、30分枠とは関係ないかも^^;)
ただ、少し意識していることとして、
互いにカウンセリングモードに早く入れるような働きかけ?というか雰囲気づくり?というものは意識している気がします。
(例えば、自由度の高すぎる質問で、やや話題がでてこなくて困っているクライアントさんには、もう少し具体的な質問にして聞いてみるとか、やや積極的に関わることも多いですね・・・ただ、思いを巡らせてたり考えたりしていたり、クライアントさんにとって、その沈黙が意味のある時間である場合は、基本的には待ちます、、、。)
自由度の高い質問や傾聴もありますが、
積極的に関わるということは、やや多いかもしれません。そのバランス難しいんですけどね・・・
2.30分で、CBTを行う。具体的な流れ。
では、
この30分枠でCBTを行うとき、具体的にはどのように時間配分をしているのか。
少し流れを書いてみたいと思います。
基本的には50分枠とか60分枠と一緒なんですけど、具体的に見てみます、、、!
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5分 宿題や前回のセッションの振り返り、感想。&今日のテーマ決め
15分 今日のテーマについて話し合い。
5分 話し合いのまとめ・感想
5分 次回の宿題を決める
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いたってシンプルですが、基本的には普通の流れです。
ただ、ギュギュっと、凝縮してる感じですね。
15分で本題のテーマを話し合う感じなので、わりとかっちり構造化して、時間決めて、という感じです。
(7つのコラムとかのツールは使ったり使わなかったり、ですが、ツールを使うとある程度の項目が決まっているので時間をコントロールしやすいです。)
CBTの場合は、やはり時間配分が重要ですね。
私はうっかりした性格なので、タイムマネジメント基本的に苦手なんですが(汗)、時計を置いてちらちらみながら進めてます。
なのでその時間内に、重要事項をしっかり話し合えるよう、
こちらのリードもある程度は必要になります(いわゆる、来談者中心療法などのような流れにまかせたカウンセリングとは、そのあたり異なります)。
ちなみにですが、来談者中心療法のような対話のカウンセリングの場合であれば、もう少し枠を緩めて、
流れに任せるような形でのぞんでます(CBT要素取り入れるかどうかは、クライアントさんによって異なるので)。
★雑談:経済的にも、30分枠でカウンセリングを受けられることは、患者さんにとってメリットのあることだと思います。(やはり経済的な側面は、継続して通うことの一つのハードルだと思うので。)心理士としては、最初びびっていた30分枠でしたが、クライアントさんとの信頼関係構築、枠のコントロールをきっちりやっていく(CBTなどの場合)ことができれば、話の深まりを感じることは50分枠と同様に可能だと思います。私もまだまだ研鑽中なので、スキルを磨いていきたいと思います。。。