読者の皆さんこんにちは。
今回は私自身、くまねこについて改めて自己紹介していきます(^^)
現在は医療現場をメインに勤務している臨床心理士の私ですが・・・
どのような経緯で心理学に興味を持って、心理職を目指そうと思ったのか、、、
自身の気持ちの動きを辿りながら振り返っていきたいと思います。
私も大変迷いながら現在まで辿り着きましたので、
・心理職になるか迷われている方
・心理職になろうと決めた方
の参考や、背中を押すきっかけになりましたら幸いです(^^)
就職に関しては、また別の機会に書きますので臨床心理士指定大学院への入学を決心するまでのことをまずは書いていきたいと思います。
(また、公認心理師の資格も取得していますが、今回は「臨床心理士」と括って記載させていただきますね^^)
1.高校編 -スポーツの経験から、漠然と心理学に興味を持つ-
高校時代、私が心理職を目指していたかというと、全くそうではありませんでした。
そもそも、スクールカウンセラーなどの存在は認知している程度で、臨床心理士という資格や職業を知りませんでした。
なので、そのくらい将来のことを決断したのはここ数年のことです^^;
ただ、この頃から心理学に興味がありました。
理由としては私自身、中学~高校での部活動に熱中していて、スポーツ現場でのメンタルに非常に関心があったからです。
仲間に迷惑をかけたらどうしよう、、、
ミスしたらどうしよう、、、
と常に萎縮しながら、豆腐メンタルでスポーツを続けるなかで、自然と心理学に関心を持ったのだと思います。
なので、心理学に興味を持ったきっかけは、スポーツをやっていくなかで自分自身と向き合う機会が増えたことだと思います。
人によっていろいろなきっかけがあると思うのですが、私の場合はスポーツ活動でした^^
そして、大学進学を心理学が学べる学部にしようと、決意しました。
2.大学編-心理職を目指すようになった経緯-
そして、晴れて大学生活がスタートします。入学当初も、なんとなく心理学に興味があるという状態で、心理職を目指してはいませんでした。
さらに、高校時代の部活動に疲れ果てていた私は、
・大学ではスポーツから離れたい!
・自由に大学生活を謳歌したい!
と心に決めていました。
勉強も部活もほどほどにして、遊んでやる!というモチベーションが非常に強かったですね^^
しかし入学から2週間ほど経った頃に物足りなさを感じ、ノリと勢いで部活動に入ってしまいます^^;
そして結果的に、大学3年半、まるまる部活動に時間を捧げることになります。汗
やると言ったら何としてでも結果を出したい私は、やはりメンタルの重要性を実感し、
・メンタルトレーニング
・スポーツ心理学
に強い関心を持ち、自分自身で学ぶようになっていきました。
(大学の履修では、基礎心理学や臨床心理学の授業が中心だったため外部の勉強会に参加することが多かったです)
またまたガッツリと部活動に取り組む中で、「将来はスポーツ心理学で飯を食っていきたい」と無謀なことを思うようになってしまいます。。。
そして大学3年次、スポーツ心理学を仕事にするといっても何から手を付ければよいのか分からず、将来の選択に迷った私は、何人かの大学の先生に相談しました。
結果的に、臨床心理士をやりながら、スポーツ選手の心理サポートをやっていくという選択肢があるということを知り、「臨床心理士を目指す」ことに決めます。
臨床心理士を目指すきっかけとしては、ややレアケースかなと思います・・・。
きっかけはこのようなことでしたが、今では医療現場をメインに勤務し、両立する形でアスリートの心理サポートや情報発信を行うことができています。
心理学を学びながら、人の役に立つ。
楽しく、やりがいのある仕事だと実感しています^^
3.この経験から思ったこと-進路選択の教訓-
そして、私のこのような進路選択の経験から思ったことを以下の点にまとめてみました。
あくまでも私の価値観ですが、
・これから進路を選択する方や
・すでに目指そうと決めた方の
将来のヒントに少しでもなりましたら幸いです^^
1.目指すきっかけは、どんなことでも良い
臨床心理士を目指すためには、何か大きなきっかけが無くてはいけない・・・
目指す理由が明確にないといけない・・・
進路選択で、そのように気負う人も多いと聞きます。
しかし、自身の経験から「目指すきっかけはどんなことでも良い」と感じています。
私は現在、医療現場をメインに働いていますが、当初興味のあったスポーツ現場とは、あまりつながりがありません。
しかし毎日の仕事は、できることが増えていくたびにとても楽しいです。
なので、最初のきっかけは、
「なんか分からないけどやりたい!」といったものでも、本人の中にある程度の「納得感」さえあれば良いのではないか、と感じています^^
(あ、もちろん、入試や資格試験の時には、目指したきっかけや理由をしっかりと考えておきましょう^^笑)
2.いろいろな出来事が重なって今に至る
2つ目の教訓は、「色々な出来事が重なって今に至る」ということです。
今振り返ってみると、様々な出来事が重なって、その中で本当にたくさんの人の力を借りて、ここまで来たのだな・・・と思います。
(学生時代は自分のことで精いっぱいで、そんなことを感じる余裕もありませんでしたが^^;)
私の経験でいうと・・・
・部活動に入ってスポーツ活動に明け暮れたこと
・大学の先生が進路相談に乗ってくれたこと
・親や友人が応援してくれたこと
・一緒に心理士を目指す仲間がいたこと
すべての出来事が合わさって、今の選択に至ったのだと感じています。
未来のことを考えることも重要ですが、
【これまでの過去】や【今を精一杯生きること】が積み重なって、
将来の選択につながる、という部分がとても大きいのではないかと実感しました。
これまでの経験や縁が、将来の選択の最大のヒントになることがあると思います。
なので、これから進路選択をするは、ぜひ自分の人生を振り返りながら将来を考えてみると良いのではないかと思います^^
以上になりますが、今回は私自身が心理職を目指した経緯について、自己紹介を兼ねて書いていきました^^
少しでも、参考になりましたら幸いです!