くまねこブログ

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臨床心理士指定大学院

【大学院生活】授業、実習、修論、就活・・・M1,M2の全体像はこんな感じ!

投稿日:2020年12月18日 更新日:

こんにちは!くまねこです。今回は大学院での2年間について「全体的な流れをざっくり」とご紹介しようと思います。

臨床心理士指定大学院では、どんな学生生活を送るのか。まずは全体像をつかんでもらえたら良いかと思います^^

これから入学する方やすでに合格した方の参考になればと思いつつ、私自身も2年間の思い出を振り返っていこうと思います。

1.M1での生活

4月~10月ごろまでは授業がメイン

4月に入学後、数日たって早速授業がありました。
私の通っていた大学院はもともと人数も10人に満たなかったので、基本的に全員で授業を受けていました。
臨床心理学だけでなく、統計学、心理アセスメント、カウンセリング演習など、大学と比べるとはやはり実践的な内容がほとんどでした。

特に、研究については、データを集めるために地方の病院に足を運んだり、夜遅くまで残って統計処理をしたりと、すでに修士論文に向けた準備が始まっていました。ちなみに、夏休みはありませんでした・・。

後半は実習が始まる

11月頃になると、大学院付属の相談センターでの実習が始まりました。ここでは、一般の人を対象にカウンセリングを行うだけでなく、心理検査やプレイセラピーといったこともしました。
学生といえど、クライエントは悩みを抱えて来所するため、緊張感ある実習でした。最初は先輩方のケースを引き継ぐことが主でしたが、1~2月ころには新規のクライエントをもつようになってきました。

M1の時は忙しい日々が続きましたが、休みの時間を使ってアルバイトをしたり、大学時代の友人に会ったりと、スケジュールを管理できればプライベートの時間も確保できる印象でした。

2.M2での生活

①M2のメインは実習&修士論文執筆

M2になると、授業はほとんどが終了し、実習中心の生活となります。

大学院付属の相談センターだけでなく、総合病院、単科の精神科クリニック、教育センター、精神保健福祉センターなど、多くの機関に出向くことになりました。

そのなかで、卒業2,3か月前に行われる修士論文審査会にむけて研究も進めていきます。また、秋ごろには途中経過をまとめて学会で発表したりしました。

このように振り返ってみると、授業がない分拘束される時間は減るものの、作業量がかなり増える為、やはりM1と比べ時間的に余裕がなかったと思います・・・。 

秋ごろからジワジワ始まる就職活動

そして、卒業後にもつながる、最も大事になってくることが就職活動です。私が動き始めたのは、おおよそ秋ごろからでした。(心理士の場合求人が多く出始めるのが大体冬ごろなので)

就職活動と修士論文を同時並行で進めなければならないこの時期が、最も大変だったように思います・・・。

内定が決まらない焦りと、研究でおもうような結果がでないもどかしさが続いたことをよく覚えています。

就職活動については、また別の記事で書こうと思いますが、求人がやはり少ないということや先生や知人のコネも重要になるということ、正社員だけでなく非常勤の掛け持ちをする人も多いということ等から、新卒の就活とは少し勝手が違うな、という印象でした。

応募先によっては3月くらいまで就活が長引くということも考えられるので、けっこう最後の方までドキドキしているかもしれません^^;

3.M1,M2をざっくりと振り返ってみて

M1,M2を振り返ってみると、大学生のときのような夏休みや春休みが無く、スケジュールも過密であるため、体力のいる2年間だったなと思います^^;

さらに大学院となると、求められる課題や論文のレベルも高く、常についていくことに必死でした。

授業や実習、修士論文の執筆、そして就職活動で心が折れそうになったことも何度かあります・・・。

しかし、そんなときは同じゼミの友人にとても支えられつつ、なんとか乗り切りました。同じ職を志す仲間がいる、というのは想像している以上に心強かったです。

また、授業や実習などで忙しい日々でもありましたが、友人とご飯に行ったり、他大学の研究室でアルバイトするなど、学外での活動も充実していたように思います。
特に、心理学の学会で最も規模が大きい日本心理学会では、地方で開催されることも多かったので、ついでに観光も楽しめる、なんてこともあります^^
授業や実習に加え、学びつつも遊べる、心理学関連の学外活動も楽しかったですよ^^

こんな形でざっと2年間を紹介しましたが、まだまだ書ききれない部分がたくさんあります。詳細についてはM1、M2それぞれ別の機会に詳しく書いていきますね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました♪

-臨床心理士指定大学院

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